2021年3月に合格してから早1年、心境と環境の変化ですが、
- 自信を持って、社内資料の英文添削をやれるようになった
- 英語の技能で、営業に負けない
- 他部門から英文資料の確認依頼が来る
- 近い分野、製品の英語のプレゼンをやらされる
英検合格は、わざわざ口外しません。しかし、英語が出来るエンジニアというのは珍しいらしく、海外販社からもあいつにプレゼンさせろ、社内でも英文はあの人に見てもらった方がいいといった感じになってきました。
この環境の変化は、合格によるものではなく、試験勉強の中で獲得した技能によるもので、本心では、英語が出来ないだけで、エンジニアは相当なめられていると感じていて、許せねえ、というのがあったものですが、自分に対しては、まあオッケイでしょう。
こうして、チェックや校正、良く知らない内容のプレゼンなど、全く成果に反映されない業務をしつつ、英語力を維持しなければならないのですが、英語を勉強しなくなったので、いつか昔みたいに話せなくなるのではないかと不安な日々です(現実は英語ができても雑用係としてしか、扱われない)。
「英検もってます!合格は10年前です!」なんて言ったって、「じゃあ取り直してきてください」とか言われたら、もう目も当てられない。
英検準1級あれば、英語はペラペラレべルですので、それは良いと思うのですが、不正確、不明瞭なことが言えない交渉の場であったり、海外顧客の経営者レベルとの対話には、じぶんが準1レベルの英語力だったとすると、的を得ないことを発話してしまい、会議で論理を構築できず、顧客と合意形成ができないのだろうと思っています。
その後の勉強で、発話する前に、それを言ったらどんな回答がきそうかは想像できますし(議論の誘導が可能)、反論に反論して事実を重ねていくのが求められる説得力なので、技術力がそもそものベース。相手は、余裕でこのレベルですので、コミュニケーションに遅れをとることは許されないのです。日本人が話した後に、現地の販社が補足するというのは、なんともカッコ悪い。。
英語を使う頻度と学んでいる時間が急激に減っており、英語力が落ちたのでは?と思うときもありますが、間違いなく、英語力は落ちています。これからもどんどん落ちるのでしょう。ただ、今のじぶんの英語力はじぶんで受け入れられるレベルであるので、これがじぶんが許せないレベルまで落ちたとすると、おそらく再勉強をはじめるのでしょう。