2022年12月2日金曜日

中間審査

 博士要件である学術論文の1件目がアクセプトされたため、晴れて中間審査に臨めることになりました。


実のところ、この中間審査の実施条件があいまいで、二件目の論文がアクセプトされてから実施するものと思っていたのですが、それでは遅すぎで、この中間試算で2件目の学術論文も含めた博士論文の全容を審査されることとなっています。


正直、学生のような心持ではないので、緊張などはしないのですが、心の底から「マイルドに終わってほしい!」と願っているわけであります。学術論文の査読結果のように、ケチョンケチョンに言われるのはメンタルやられるわけであります。


とはいっても、博士論文。先生方に内容を見てもらい、博士論文に値する内容であるかの事前審査は非常に重要であって、「ああもう、ケチョンケチョンでも仕方ないか。。」と思うわけであります。そらーあれですよ、先生方から見たらしょうもない研究ですよ。分野もだいぶ違いますし、物事の根底を覆すような発見を目指しているわけでもなく、あくまで高性能化に関する内容ですからね。ただ、新規性や有用性は要する、というわけです。


中間審査ですが、やはり二件目の学術論文の内容が固まっていないと説明が難しくなります。1件目と2件目の学術論文が、博士論文でどのような役割を果たすのかが重要となります。ちゅーか、2件目ちゃんと進めてまっせ!が重要。


というわけで、中間審査に行ってきました。30分説明、30分質疑の60分間です。


ここで致命的なミスが発覚。中間審査後に主査の先生に言われたのですが、「説明が不十分、他分野の先生にもわかる説明が必要」とのこと。そもそも、研究の主題であるパラメータに関して、きちんとした説明がなかったのは良くなかった、との指摘を受けたとのことです。うわー、本番中に言ってくれ~。


それ以外にはそこまで致命的な指摘はなかったということで、順調に進んでいるという認識であるとのことです。これはポジティブですね、まあ相当3年間で修了することに固執していますから、そこはどうにか達成したい。


一旦、中間審査は終えたのですが、若干、儀式的な印象を受けました。学術論文を通すことの方が、よっぽど大変です。というか、学術論文を通せば、修了要件は突破するわけで、中間審査も最終審査も、博士論文としての品質を底上げするための審査という気もします。そりゃー大学として博士論文として国会図書館に納めるわけですから、要件は満たしているとしても、稚拙なものはだめなわけですね。


とりあえず、中間審査は指摘はあったものの、一旦終了。あとは、2件目の論文が査読を突破することを信じて、博士論文の執筆を続けるしかありません。これ、2件目が通らなかったらどうすんだー?


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