社会人博士課程に入学する前に、受け入れ先の教授と面談を行い、その後口頭試問という入学試験に臨みます。30分間程度、実施したい研究内容について説明を行い、入学可否を判断されるということですが、おそらく、受け入れ先の教授が入学可能と判断していれば、ここで門前払いされることはないでしょう。
このために所定の書類を準備し、大学の事務に提出済みです。大学院時代の成績表を大学から取り寄せ済み、修士論文も製本されたものをPDF化して、提出しています。それらの書類が印刷され、審査員の先生方に配られております。修士論文は目も当てられない出来なので、、頼むからスルーしてくれ~~。
説明は、教授6人に対して実施しました。主担当、同じ研究グループ、指導教員グループです。内容は、会社で実施している内容がベースとなりますので、資料も半分はあり合わせで、オリジナルの内容は研究内容と研究計画くらいです。
ここで指摘を受けた内容は、
- 従来の延長線上でない研究であること(これこれをやってできた!だけではだめ)
- 仕事と二足の草鞋になるため、計画通り進めることができるか、難しい可能性があること
二つ目に関しては、全くその通りで計画通り3年間で卒業したいのですが、できるかどうかは現状全く不透明で、一番不安な点です。何分、どの程度の品質が査読付き論文に要求されるのかが分かっていませんから。まずは一本目の投稿に集中、そこでアクセプトされれば、経験ができて、二本目の論文もどこまで品質を上げれば良いかが分かるというものです。
しかしまああれですね、学術的なことをさっぱり忘れていますねコレ。試験中、アカデミックな質問を受けましたが、答えられませんし、論理的に説明は出来ても根拠を理論的に説明する力が弱いっちゅ―ことです。会社では、数式で説明しても、受けが悪いのですが、大学では理論を提示して、どの程度まで応用できるかが焦点となりますので、そこが違いでしょうか、学ぶべき点です。積分どうやるんだっけ?
というわけで、口頭試問完了後、少し待ってから合格(入学可)とのご連絡をいただきました。入学はウェルカムでしょうが、卒業は修了要件を満たすかどうかだけですので、さあがんばっていくぞ!という気合を入れていましたが、まさかここで必修単位を落とすという目も当てられない惨事が起きるとは思ってもいないのでした。。
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