久しぶりの英検1級二次試験。場所は、神田外国学院。神田駅から歩いてすぐで、道もわかりやすく助かります。ここは、二次試験3回目の受験場所と同じです。今回は、2年ぶりの5回目の受験。
待合室でいつも通り受験票を記載しますが、やはり混雑していませんでした。メイン会場ではないからかもしれませんが(メイン会場の場合、受験票に”希望の受験地がいっぱいのためこちらでお願いします”のようなことが書かれているのでわかります)、待つことにストレスを感じることなく、ひたすら頭の中でスピーチを暗唱です。
いままではあまり意識していませんでしたが、受験者は女性多いですね。中年男性10%くらいか?まあ、みなさんがんばりましょう!一発か、二発で受かっちゃってください。
さて、二次試験の対策はこれまで違ってコンテンツブロックというアイデアを取り入れました。名前はなんでもいいのですが、主張(キーワード)と論旨をまとめておくというものです。前回も対策していたのですが、内容が薄く、しかも表現があいまいだったため、トピックに対して主張とその論旨を準備しておき、現場でトピックを見て、どのコンテンツブロックで対応するかを決めます。スピーチをしながら微調整をしようという考えでもいました。
面接院は、ネイティブ男性、日本人女性。日本人女性の英語から、「あ、日本人の面接官の英語がまともだ」とかなり失礼なことを思ってしまいました。2年前は、日本人男性にしかあたっていませんでしたので、少し変わったのかなと思いました。
一次試験を突破してから一回目。合計5回目の受験ですので、試験形式にはなれたものです。しかしながら、トピックカードをめくって、啞然としました。
なんだよ、練習したトピック1つもないよ。
しかたなく、国民保険料を無料とすべきか?みたいなトピックを選び、大体90秒程度スピーチをして、質疑応答。これまでの経験から、とりあえずスピーチは黙らなければ6か7点は取れる。しかし、これは大誤算。スピーチのスタンスは、国民保険料は無料とすべきで、特にデンマークはすでに実施している。国民の幸福度は世界一だみたいなことを言いました。もう一つは、先進国は借金に苦しんでいるが、税金を上げれば実現できるといいました。準備してきたコンテンツブロックをあてることができないため、その場で思いつくことを言いましたが、そんなの通用するはずありません。そんなレベルにありません。
面接官からの質疑でも、全く働かない若者にもなぜ国民保険を無料しなければならないのか?と質問されて、黙ってしまいました。8秒程度。しかも、おかしな回答。
感覚的に、トピックが難しくなっている。一読して頭に入ってくるトピックが少なく、練習してきたトピックが見当たらない。前回は、5つのトピックのうち、見たことがあるようなトピックが1つは出題されていたものです。
5回目受験の結果
Short Speech 5/10
Interaction 5/10
Grammar and vocabulary 6/10
Pronunciation 4/10
574/602(合格基準) 不合格
あれれ?スピーチ黙らなかったのに5点だ。アウトじゃん。
この時は気が付かなかったのですが、二次試験のトピック出題傾向が前回までと変わってきていることと、採点がCSE導入直後よりも厳しくなったと感じることになるのでした。。なにはともあれ、あと3回のうちに合格しないと、また一次試験突破に2年かかりそうです。それだけは絶対にさけなければならない。
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