2021年5月2日日曜日

英検1級受験:一次試験(9回目)

 

これまでとなにかが違う。

そう、それは予感。2回目の一次試験を再度突破できる。そんな予感が試験終了後にありました。


回目の結果

リーディング:78%

大問1 20/25

大問2 4/6

大問3 8/10

リスニング:63%

パート1 8/10

パート2 6/10

パート3 3/5

パート4 2/2

ライティング:66%

内容:5/8、構成:5/8、語彙:6/8、文法:5/8


Reading 696 Listening 665 Writing 646   一次合計2007/2028(合格基準)不合格


落ちてますけど。


一次試験終了の次の日には解答速報で、ライティング以外の点数が判明します。イメージ通り、リーディング約8割、リスニング約6割だったのです。ライティングは過去にも8割以上得点できているので、すべてはライティングにかかっている。それでよいのですが、


ライティングで66%ってちゃんと書けてないじゃん(受験何回目だよ!9回目だよ!5年目だよ!)。


どんなトピックでもきちんとかけるように、準備をしたのに本番でこれってどういうことよ。点数分布から、絶対に論旨を外していることが分かります。質問にきちんと答えていない、それが原因で高得点が取れなかった、それじゃあだめですよ。じぶん。


あれだけ先入観を外してエッセイを書くことを意識したのに、エッセイを準備しすぎて本番で質問答えるようにエッセイの内容を調整できていない。無理やり準備してきたエッセイを書いているので、論旨を外す。準備のしすぎ、いや、現場でエッセイを調整できないのは実力か、、きちんと質問に答えてないのだ、、質問文に対してエッセイが的を得ていないのだ。9回も受験してこのざまじゃあどうしようもない。。


しかしながら、リーディングでブレイクスルーがありました。リーディングは、70分で終わるようにしています。試験開始が13:30~なので、14:40には完了してライティングに移っている。受験当初と比べると、時間配分は同じなのですが、正答率が8割まで上昇。しかも、解いている最中に、いやこれこの選択肢しかないだろ。と思うことが多く、疲労もかなりありますが、頭痛くてリスニング聞けないよというような、これまであった疲労感に及ばなかったのです。


おそらくですが、文の濃淡が読めるようになったことが理由と思います。文章の構造もほとんどが対比だし、段落の中身は常に前の文章の説明がつながっているだけ、と理解できることができるようになりました。これは実力があがったからだと思います(約5年かかった)。勉強法は、日本語の実力をアップさせたことだと思います。母国語の実力が上がらないと、第二言語もだめだという意見に激しく賛成します。そんなこと思わなかったもん、これまでは。


さて、これでやることはようやくはっきりしてきました。ライティングできちんと高得点を取る。そのために、論旨を外さないようにエッセイを現場で組み立てる。それには、問題文をその場できちんと自分なりの解釈をすること。時間がないからといって、焦って書き始めて質問文の意図を解釈できていなかったので、準備したエッセイを並べるだけで、現場で調整できていない。あとは、これだけやればいいでしょう(また落ちたらすまん、じぶん)。


これまでと感触が異なるので、少しだけ安心しています。合格してないですけど、実力があがったという実感があるため、勉強してきてよかったとちょっぴり思えるようになりました(そりゃ何年間も同じような勉強してればそうなるか)。



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