2022年11月12日土曜日

査読結果が届かない

 うーん、こんなに待つんですか?査読結果って?


前回投稿したときは、2週間くらいで査読結果が来たのですが(例のケチョンケチョン)、今回は2か月経っても帰ってこない。。


私が投稿した論文誌の場合、投稿システムから査読状況が分かるのですが、これが全く動かない。査読中。どうやら二名で査読いただいているようで、片方の方は査読完了なのですが(2週間くらい)、もう一方の方が完了していない。うーん。これは忘れられているのか?それとも、またケチョンケチョンに書かれているのか?


査読を待っている間は、本件の研究に対しては何も進まず、2件目の論文に向けていろいろと考えているのですが、この1件目が上手くいかなかったら2件目など意味がないのですよ。つまり、いくら2件目に集中したいと思っても、1件目がだめだったら再度この案件に戻るわけです。これは非常なストレス、2件目に集中すると、もう1件目は終わったような気になってしまいますしね。


しかし、できることは待つことのみ。そして祈るのみ。腹をくくって、2件目をぼんやりと考え始めることしかできません。結構、この期間ってやきもきしますね。


そうそう、博士課程とはいっても単位取得が修了要件に含まれています。必修授業と選択授業。必修授業は、授業に出席してレポートを提出したり、ウェブで講義を受けて、これまたレポートを提出するといった形で特に問題はありませんでした。残念ながら、内容に興味はありませんでしたが。。


選択授業ですが、これは基本的に先生と一対一でした。まさか、研究の第一線にいる方の時間を頂戴して、授業をしていただけるとは思っていなかったので、何と贅沢な時間だと思いましたが、これはこれで精神的にはストレスで、とにかく気が抜けない。講義をしてもらって、あとでレポートを出すといった形ではなく、じぶんはどのような研究をやっているのか?どのようなアプローチで行っているのか?などといった、博士課程をサポートしていただけるような内容でした。

というわけで、もうこれも、ツッコミ満載なわけですね、先生方からしたら。え?なんでこうなるの?それって意味あるの?従来のやり方となにが違うの?何がどう良くなったの?などなど、じぶんの考えが如何に浅はかだったのかと思い知らされるのと同時に、やばい、いまのレベルでは博士課程は修了できない、という危機感に苛まれるわけです。はい、ストレス。


入学して一年目に卒業に必要な単位を取得することを目標としていまして、結果的にそれは達成できたのですが、先生方と一対一で議論をする。しかも担当教授以外の他分野の先生方と、というのはやはり大変で、全然知らない人にも自分の研究内容を伝えるという技能が必要だということが分かりました。これ自体は、論文を書くことにも通じますが、いやはやそういうことですよ、そうゆう技能がないってことですよ。専門用語出せないし、何が?なぜ?どれくらい?という質問にだれでもわかる言葉で単刀直入に回答できなければ、じぶんでじぶんの研究わかってねーなコイツと思われるわけです。はい、わかってませんでしたよ、考えが浅かったですよ。


そういうわけで、論文というか、研究を進めるうえでその内容を他人に説明するということが如何に難しいか、他人が持っている前提知識まで、じぶんの考えをかみ砕かないと伝わらないので、分からないのはお前がわるい!とは言えないわけです。分からない人にもある程度伝わるように、説明をする。このためには、やはり、考えを鈍化させて、本質だけを提示しなければならないと思う今日この頃でした。

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