2021年4月30日金曜日

英検1級受験:一次試験(6回目)

 

合格できない一次試験(再び)! 

一年と三か月振りの一次試験。再び舞い戻ってきてしまいました、一次試験会場。ああもうやだ。パス単なんてもう2年間以上やってるんですよ、ケータイアプリも買ってます(すごく便利)。一度合格できたから、再合格はできるだろうとまたまた高を括っていましたが、


6回目の結果

リーディング:46%

大問1 15/25

大問2 0/6

大問3 4/10

リスニング:52%

パート1 4/10

パート2 4/10

パート3 4/5

パート4 2/2

ライティング:88%

内容:7/8、構成:7/8、語彙:7/8、文法:7/8


Reading 640 Listening 642 Writing 717   一次合計1999/2028(合格基準)不合格


受からねえ。


リーディングが崩壊。もしや前回合格できたのはやはりただの運だったのか。。全然実力が上がっていないじゃないか、、ライティングだけは確かに実力が上がった思われますが、リーディングとリスニングは受験当初から全然変わってない。


なにかこれ、根本的に変えなければだめだ。一次試験を突破したとしても、このままでは二次試験でやられてしまう。この時に、自分の中で何かかが変わりました。徹底的にやってやろうじゃないか、と(すごい今更感)


一次試験突破に5回、二次試験に4回受験して、やっぱり本当に実力を上げなきゃダメですよこれ。いままで、それとなく避けていた自分が出来ていない個所を洗い出して、対策する。正直、そこまでしたくはなかったんです。仕事忙しいし、子供と遊びたいし、時間が空けば家事もやるし、そこまで英語やるくらいなら休みたかったので、そこまで自分にストレスをかけていなかったんです。でももう諦めました。実力を上げよう、試験対策だけするのではなくて。


最初の受験から約3年経って、気持ちが変わりました(しょーもない)。試験のための対策はもうできているんです。それで合格しないのは、実力が足りないから、実力が足りないのは、そこまでは英語を勉強したくないという心のリミッターがあったためです。


課題

・リーディングができないのは、そもそも日本語の能力が低い。文章の濃淡が読めていない、日本語の勉強をする(国語の力、出口汪(著))から始まって、英語でも文章の濃淡が分かるように鍛える。

・発音記号を学ぶ。単語を発音記号から覚える。自分が好んで使う単語は、発音記号を覚えて、発音の仕方を学んで、念仏のように繰り返す。

・時事ニュースを読んで、自分で解釈を与える(意見を作る)。なにか新しいニュースが飛び込んできたら、英語のライティングの要領で2分間説明できるようにする。そのための英語の表現を学んで、英語の論理構造で即座に説明できるようにする。


一部、二次試験の対策が入っていますが、実力をあげるためには試験の対策ではなくて、自分が出来ていないことに集中します。土日も子供が起きる前までに勉強は終わらせます。新しいことはこの時間で机上で頭に入れて、そのあとはひたすら念仏のようにリピートです。


合格から遠のく可能性がありますが、もうこれしかやることが思いつかないのです。。しかしながら、それでも一次試験の再突破にかなり時間がかかることになるのです。。


英検1級受験:二次試験(4回目)


やっちまったーーーーー。


みなさん、四連敗ってキーワード知ってますか?それは、二次試験の一次試験免除期間終わってしまい、次回は一次試験を再度受け直さなければならないという意味です。


ああ、やっちまったーーーーー。。


 四回目受験の結果

Short Speech 6/10

Interaction 6/10

Grammar and vocabulary 6/10

Pronunciation 4/10


594/602(合格基準) 不合格


二次試験の受験も慣れたものです。試験会場は2回目と同じ麹町学園女子。待合室は、最初の受験と比べると非常に空いていて混雑するとか非常に長い時間待たされるということはありませんでした改善されています。


今回の対策は、やはりスピーチ。きちんとスピーチができれば合格できるという正しくない自信とともに、2回目や3回目と代り映えのしない対策で四回目に臨んでいました。


確かに、発音が悪いという点がつけられていたので、英語ニュースを聞く、発音の本を買ってひたすら練習をする。こういったことをやったのですが、面接ではだめですね。緊張してしまって。


面接官はなんと、3回目と男性日本人は同じ人。なんという確率。ネイティブ女性は違う人でした。いつも通りSHORT CONVERSATIONを済ませてトピックカードをめくると唖然としました。

練習したトピックが一つもない。。。


苦し紛れに「日本は文化遺産をきちんと保護できているか?」のようなトピックを選びましたが、立場はノーで、一つ目の主張は政府の予算が十分ではない、二つ目は観光客のすてるゴミが問題になっている。というものでしたが、その場で考えた内容のため、2分間のスピーチのうち途中で5秒くらい沈黙を入れてしまいました。。


質疑は、観光客の捨てるゴミがなぜ問題なのか?というスピーチで説明しておかなければならないこと質問され、しかも答えに詰まるというどうしもようもない展開に。


スピーチがまともにできなかったのは一回目以来で、こんなにズタボロにされるとは思いもしませんでした。なんていったって受験は四回目ですよ。経験はあるんです。対策もやってきているんです。一年と少しの期間対策しても、全く対応できていないじゃないですか、なにやってるんですか自分。。


試験が終わって帰り道、いつもですが落ちたという感覚はないんですね。どうにかなっているんだろうという甘い観測です。後になってわかったのですが、二次試験はこうじゃないんです。しゃべってしゃべってしゃべり倒すんです。面接官を圧倒するんです。なんかその場しのぎのスピーチをして、適当に質疑でお茶を濁していたら絶対合格できないんです。


なんですかあれ、一分間も沈黙して合格できた?スピーチで主張が弱くても質疑で取り戻せば大丈夫?全然違うんじゃん、その結果もう一度一次試験からやり直しですけど。。っと他人のせい、しかも信用できないネット情報に踊らされ、一年と三か月振りの一次試験を受ける羽目になりました。。


あー、もうやめようかなこの試験。意味ないよ、日本人の面接官だってあんなだし、そもそも採点基準がどうなっているのか全く理解できない。スピーチできればいいんじゃないの?二分間黙らず何か話せればいいんじゃないの?どうすれば高得点でどうすればアウトなの?


あー、まったくわからない。どうなってんのこれ。

2021年4月29日木曜日

英検1級受験:二次試験(3回目)

受験2回目までは、後二回チャンスがあるから、4回以内には合格できるだろうと高を括っていましたが、3回目に合格できないと、4回目がラストチャンスでプレッシャーがかかってしまいます。だから、なんとしても今回合格したい!いや、4回目を受験したくない!!


しかし、結果は、、、 


回目受験の結果

Short Speech 7/10

Interaction 7/10

Grammar and vocabulary 6/10

Pronunciation 5/10


601/602(合格基準) 不合格


なんでやー、、、


場所は、神田外語学院。朝一からの受験です。今回は、待っている人が少なく、9:15集合に対して、9:40分には面接会場に移動となりました。私は、先頭から2番目でしたので、その面接官にとって最初の受験者となります。まあ、まったく関係ないのですが。。


今回は、2回目の失敗を生かし、スピーチをしっかりできるように50種類くらい準備をしてきました(しかし、合格水準ではなかった)。落ちたのでわかりますが、対策が対策になっていないのですね。決まったトピックに対して、覚えたスピーチをいくら練習しても合格水準には届かないのです。。これがわかっていなかった、、しかし、自分なりには努力してきたつもりです。3回目も合格するために、受験に行ったのです。だからこそ、くやしい。


3回目の受験、日本人男性とネイティブ女性。ネイティブ女性が少し高圧的かなという印象。SHORT CONVERSATIONは難なくこなし、トピックカードをめくると、やりました、WORLD PEACEは実現可能か?めちゃめちゃ練習したトピックです。ド緊張ですが、2分間止まることなくスピーチできました。


質疑応答、テロリズムの発生によって国際社会の平和が脅かされているというスピーチには全く触れずに、二つ目の内容である、サイバー攻撃が年間20億件発生しているに質問が集中。サイバー攻撃がなぜ脅威になるのか?国際社会は協調しているのになぜサイバー攻撃が防げないのか?などの質問あり。しどろもどろながらも回答。詰まる印象はなし。日本人男性からは、簡単な質問があったが難なく回答。


終わった瞬間に、今までで一番の出来だと確信。スピーチも詰まることなく、質疑も止まらず回答出来た。こりゃ合格できただろう。


しかしながら結果は落選。。


なぜだ、なぜなのだ、、一切黙った印象は与えていないはずなのに、あれか、ネイティブ並みに流ちょうに話さないとだめなのか、、なにがだめなのだろうか。。


さあ、次がラストチャンス。受けたくありませんでしたが、自分のせいです。しかし、3回目でこの出来なら次で合格できるだろう、と思っていましたが、2回目と3回目はトピックに助けられていたということがわかっていませんでした。。4回目で恐ろしい目に会うのです。。




英検1級受験:二次試験(2回目)


二回目の受験に向けて、スピーチで沈黙しないようにしっかり準備をしてきました。スピーチにも型があるということで、型を練習し、様々なトピックで練習しました。英検二次の対策本を参考にしたのですが、受験態度として、一発勝負をどうにか切り抜ければ合格できると思い込んでいたのですね。この魂胆では到底合格できるはずがありません。。


二回目受験の結果

Short Speech 7/10

Interaction 5/10

Grammar and vocabulary 5/10

Pronunciation 4/10


582/602(合格基準) 不合格


場所は麹町学園女子で、前回非常に並んだので早めに到着し受験票に記入して待つことにしました。しかしながら、今回も非常に多くの人が受験しています(200人くらいは常に待っていた)。この会場にいる人は全員一級受験者のようです。


大体8人ずつくらい待合室(体育館?)から呼ばれて面接会場の前の椅子で待つことになります。受験者一人分ですので、大体10分程度、吐くくらい緊張の中で待たなければなりません。首にぶら下げるケータイ電話の袋の紐の色が受験時間帯で変わっていて、同じ色の人と待つ形になりました、


各々が待合室でメモを見たり、参考書を見たりしていましたが、私はとにかく気持ちが上ずっていました。スピーキングなのだから、その場で思ったことを言えばいい、スピーチの型も覚えたし、どうになるだろう。しかし、これが全く甘い考えであることに気付くのは、かなり後でした。。


今回の受験から、タイムキーパーがいるようです。受験票を面接会場の椅子に座っている際に渡して、先に面接官へ配っているようです。


さて、本番です。前回同様、ネイティブと日本人の組み合わせ、日本人男性は相変わらずのカタカナ英語です。SHORT CONVERATIONは、あなたのことを手短に教えてください?大体どこから来たか?職業は何か?調子はどうか?趣味は何か?といったことが聞かれると対策本に書いてありましたが、その通りでした。難なく回答。


トピックカードをめくります。

トピックを見て、やったと思いました、化石燃料は今後も主要な役割を果たすか?(トピックをきちんと理解していなかったため、不正確です)といった練習したトピックがありました。


2分間のスピーチ、頭が真っ白になりながらもなんとか黙らずに終えました(この時はやったぜ!と思いましたが面接官の反応は良くなかった)。しかしながら、そのあとのQ&Aがズタボロ。再生可能エネルギーは、発電量が大きくないが化石燃料の代替となるのか?や再生可能エネルギーはどうして今後主役のエネルギーとなるのか?政府は再生可能エネルギーを後押しすべきか?という質問に、黙ってしまいました。。10秒くらいですが、絞り出した答えも今思えばはぐらかすようなもので、的を得ていなかったのです。


黙っているときは、面接官も何も話しません。二次試験の採点基準にも「言葉を探している印象を与えずに、面接官と会話を継続すること(ニュアンスとしての理解)」がありますがこれに対応できておらず、結果スピーチは7点ですが、インタラクティブは5点。だめだこりゃ。試験後は、スピーチが止まらずできたので、質疑があいまいでも大丈夫だろうと思っていましたが、やはり試験に対する認識が甘すぎるのです。


いったん、スピーチで止まらずに話せれば7点はもらえるだろうという確信(これも今後通用しなくなった誤った認識)と次回はトピックに対してもっと練習しようと考えて、3回目に臨みます。Q&Aができていなくて落ちたのに、対応できるスピーチの種類を増やす学びをしました、このときも、自分に足りていないものがわかっていませんでした。。




2021年4月28日水曜日

英検1級受験:二次試験(1回目)


結果を先にお伝えしますと、


Short Speech 5/10

Interaction 7/10

Grammar and vocabulary 6/10

Pronunciation 5/10


589/602(合格基準) 不合格


ちょっと言いたいことが、沢山あります。

CSEに変わってから、二次試験の実施は2回目になります。会場は明治学院大学だったのですが、受付するのに長蛇の列。まさか、一次試験突破者がこんなにたくさんいるのか、、と思ったのですがどうやら他の級の受験者もいる模様。よかった、よかった。


集合時間9時30分だったのですが、8時40分に会場に到着して、着席したのが9時15分。予想外に並びました。実際、間に合わないかと思い、かなり焦りました。


着席したはいいものの、受験票に記入してから何時間待ったでしょうか。席を立って面接部屋の前の椅子に座ったのが、10時50分くらい、会場を後にしたのが11時20分位でした。気にしないようにしていましたが、会場の案内係の人に不満を言っている人もいました。いや、これ本当に嫌な待たされかたでした。


とは言っても、結果とは関係ありません。全然スピーチできませんでした。確かトピックは、「企業は倫理観と利益を両立できるか?」みたいなものだったと思いますが、(この時点でアウト、トピックが理解できていない、つまりきちんと答えられない)スピーチ2分間のうち、1分しか話すことがなく、地獄の沈黙1分間が発生。この時は、面接会場にタイムキーパーはおらず、スピーチが早めに終わっても誰も時計を止めてはくれません。


どこかのブログに、スピーチで1分以上沈黙しても合格することができました、とあったのをみていたので楽観的だったのですが、今思えばこの文言で私の計画は狂いました。採点方式が変わったのです。過去の経験は通用しないのです(本ブログもしかり)。


沈黙後のQ&Aでは何事もなかったかのように、面接官から質問がありましたが、ネイティブの方の質問は良いのですが、日本人男性の英語に驚愕しました。なんだこのカタカナ英語は、、しかも6単語くらいの中学生のような英語で、理解はしやすいのですが言葉が足りずに質問に答えられないので聞き直すと、何故かネイティブが反応する、、、え?こういうものなの?準1級の面接官のほうが、英語良かったけど、、、


とまあ、はじめての二次試験の受験となったわけですが、色々と驚きと戸惑いがありました。採点結果には納得、二分間話し続けることが大事なんだと認識しました(しかし、それだけでは合格できないことに気づくのがかなり後になってからであった)。




英検1級受験:5回目の受験でやっと一次突破


みなさん、神様っているのご存知ですか?


単語暗記に一年、受験のたびにケチョンケチョンにやられてきましたが、どうやら努力は実を結ぶことができたようです。


5回目の結果

リーディング:63%

大問1 16/25

大問2 5/6

大問3 5/10

リスニング:55%

パート1 6/10

パート2 5/10

パート3 3/5

パート4 1/2

ライティング:90%

内容:7/8、構成:7/8、語彙:8/8、文法:7/8


Reading 665 Listening 648 Writing 735   一次合計2048/2028(合格基準)合格


これ、本当に飛び跳ねるくらい嬉しかったんですが、旧採点方式ではこのタイミングで合格できなかったでしょう。採点方式がCSEになってくれたおかげで、こんなアンバランスな得点でも合格できた、、と思います。運ですね、運。


ただ、運とはいってもそれなりの努力はしました。ただ、自分が身につけることができない技能がないと合格できない(リスニングで7割以上など)、、のではなく、合格できる技能を身につければ、合格できるんだと、そういう試験に英検協会が変えてくれたんだ、と前向きに捉えております。くだけていえば、英語の試験なのだから対策してきちんと準備しておけば合格出来ますよ、ということです。あくまで人を選ばない試験だと認識しました。3年間無駄ではなかった。


学生の皆さまには、時間がかかりすぎていて、全く参考にならない情報で申し訳ないです(一次試験に三年かけたら卒業になっちゃう)。社会人の皆さま、ライティングの高得点でどうにかなると思います(採点基準が今後変わらなければ)。リスニングできなくても、リーディングでわけ分からなくてもライティングで逆転できるはずです。気持ちを落とさないで、ライティングで勝ちましょう。常日頃、仕事で論理的な日本語が求められていると思いますので、比較的すんなり頭に入るはずです。絶対合格できます!あと少し、頑張ってみましょう!


ちょっと語ってしまいましたが、ここで気がつくのですが、二次試験全く準備していないのですね。ネットの情報だと(これ本当にあてにならない、見なければよかった。。このせいで全てを棒に振る可能性あった。)、合格率は50%らしいので、チャンス4回あるのでどうにかなるだろうと思っていました。


しかしこれがとんでもない誤りで、ドツボにハマる態度であったわけです。。