学術論文を書いて、査読を通さなければ博士論文は書けませんから、投稿先を決める必要があります。関連分野の学会誌を総ナメして、はっきりとしたことはわかりませんが、難易度順に並べるという作業をしました。この時、参考にしたのはIF(インパクトファクター)なのですが、これもどの程度信憑性があるのか、わかりません。
一応やる気のある博士課程の学生ですから!難しいとされる学会誌に論文を通すことをまずは考えるわけです。するとまあやっぱり、米国の学会誌になりますよね。
投稿要綱を読みます。
ページ数の限度、フォーマットなど、基本的な内容を理解して、まあこれだとあれだ。査読が通らなくて、別の学会誌に投稿するとなるとフォーマットから見直しになるのか。。と思ったわけですけれども、この時点では査読が通らないなどとは思ってもいないわけで、なぜかというと、査読をきちんと通すくらいのクオリティの論文と研究をすればいい!それでこそ博士課程だ!とも思っているわけですが、
そうは問屋が卸さない。
そもそも、自分で書いた論文を査読してもらうという経験が無い中で、一番アクセプト率が低い論文誌に投稿して、返送され、博士課程が延長!ということにはしたくないわけです。延長させるくらいなら、何が何でも査読を通す。そのためには、学会誌のレベルは問わん!というスタンスに後日変わっていくわけですが、なにはともあれ、今は投稿先を決める作業。後の祭りですが、博士課程要件の論文2件について、どの学会誌ならば良いという明確な線引きはありませんので(分野も学会誌も多すぎる、ハゲタカジャーナルはダメ)、念のため権威のある学会誌に投稿をすることに決めました。
まずは書いた論文がどの程度の期間で、何人に査読され、どのようなフィードバックを受けるのか?査読者の指摘はどんな内容なのか?その結果判明する今の実力は如何ほどなのか?不安半面、楽しみ半面。いずれにせよ、年齢など関係なく、査読というシステムの中で、自分の論文の価値というものが判断されますので、まずはもう、やりきるしかない。そのためには目の前のことに尽くしつつ、たまに忘却して、視点を上げて、見直して、そして論文を書く。書き直す。という努力の結晶が、論文になるのだと思っています。
論文に努力賞はありませんから、とにかく、考えを極めるしかない。狭い分野で良いので。と心の状況はこんな感じなのですが、そんなものは評価されませんので、まずは投稿先の狙いを定め、論文のイメージを固めていきました。